横浜M集客へアロハ、浴衣で割引大作戦
横浜Mが3日、夏のビッグゲーム2連戦を勝ちきるために「8万人集客作戦」を打ち出した。日産スタジアムで行う20日の鹿島戦、8月9日のG大阪戦を集客強化試合に指定。担当者は「1試合最低4万人は来てもらいたい」と語気を強めた。
2試合ではさまざまな趣向を凝らす。鹿島戦では「ハワイアン・トリコロール」と題し、アロハ着用の来場者に対しチケットの割引を検討。G大阪戦は夏祭りをイメージし、浴衣での応援を要望。スタジアムでは花火の打ち上げも計画する。
昨年8月11日の横浜ダービー、横浜C戦は同じく集客強化試合と位置付け、約5万4000人を動員。試合も8―1と圧勝した。サポーターは一番のパワー。ホームでの強豪2クラブ撃破へ、集客を呼びかける。
反町監督OA抜き覚悟…遠藤辞退も代役起用「ない」
U―23(23歳以下)日本代表の反町康治監督(44)が、MF遠藤保仁(28)=G大阪=以外のオーバーエージ(OA)選手は呼ばない方向であることが3日、分かった。すでにOAに内定している遠藤は2日に体調不良で入院し、7〜9日の千葉県内でのU―23日本代表候補合宿も不参加が決定的。今後の状況次第で五輪出場が絶望的となるが、その場合はOA選手ゼロで臨む。また、G大阪側も同合宿期間中に復帰メドが立たない場合、遠藤に五輪参加を辞退させる考えだ。
最悪、OA選手ゼロの覚悟を固めた。「遠藤以外のOAの可能性? ないよ、ない」反町監督は東京都内のJFAハウスで行ったU―23日本代表スタッフミーティング終了後、遠藤が体調不良から回復せず、北京五輪出場が絶望的となった際に代わりの選手は起用しない方針を口にした。
反町ジャパンで唯一、起用するOAの1枠に内定している遠藤は、2日に体調不良で入院。この日はG大阪サイドから状況の報告も入った。気がかりであることは間違いないが「今の段階ではなんともコメントできない」と反町監督。最悪のシナリオを思い描き、〈1〉MF中村憲(川崎)らの代役を呼ぶ〈2〉OAゼロで23歳以下の選手のみで戦うという2つの可能性があったが、後者が選択されることになりそうだ。
遠藤は当初、北京五輪出場に必要なメディカルチェックを6月30日に都内で受ける予定だったが、それがまだできていない。「回復し次第、日程を確認して受けてもらう予定」(代表関係者)。現在メディカルチェックをいつまでに受ければいいか確認している状態で、ギリギリまで遠藤の回復を待っている。
遠藤にはゲームメークだけでなく、右のセットプレーのキッカーとして大きな期待がかかる。北京五輪本大会で日本のキープレーヤーであることは間違いない。北京五輪に出場するほかのチームはオランダ、ナイジェリアなど3枠のOA選手をフルに使うことが確実。3枠起用しないのは日本と1枠起用が内定したイタリアくらい。それだけに遠藤の病状が回復し、ピッチに戻ってくるのを願うばかりだ。
◆会議で敵の映像チェック ○…U―23代表スタッフは3日の会議で、5月に行われた親善試合、U―23アルゼンチン代表対カタルーニャ選抜の映像をチェック。反町監督は「みんな素晴らしいよ」と話した。また、30日、8月2日に北京五輪1次リーグ同組の米国、オランダが参加する香港の「ING杯」の日程も判明。米国はコートジボワール、カメルーンの順に、オランダはカメルーン、コートジボワールの順に対戦する。
岡田監督、アジア杯予選は2軍起用
日本代表の岡田武史監督(51)が、11年アジア杯最終予選でのターンオーバー(先発入れ替え)制導入を示唆した。最終予選の組み分け抽選会が3日にカタール・ドーハで行われ、日本はバーレーン、香港、イエメンとA組に入った。最初の2試合は来年1月に行われるが、10年W杯アジア最終予選も進行中。過密日程対策と同時に、W杯予選でも同組のバーレーンに手の内を隠すためアジア杯予選は“2軍”の起用となりそうだ。
これも何かの因縁なのか。日本がアジア杯予選でもバーレーンと同組に入り、W杯アジア3次予選、同最終予選と同じくホーム&アウェーでしのぎを削ることになった。この日、都内のJFAハウスで行われたスタッフ会議後、岡田監督はアジア杯予選に向けて「休んでいる選手でやるとか、チームを分けて考えている」と過密日程を考慮してのターンオーバー制導入を示唆。その後、アジア杯予選でもバーレーンと同組が決まり、導入の可能性は高まった。
アジア杯予選の第1戦は来年1月14日で、第2戦が同28日。2月11日にはW杯最終予選第4戦のオーストラリア戦があるだけに、1月に試合をする過密日程は避けたい。さらに、W杯アジア最終予選で日本はバーレーンと9月6日にアウェー、来年3月28日にホームで対戦。アジア杯予選の対戦順は正式発表されていないが、前回大会の方式に準ずると1月28日の第2戦はアウェーでのバーレーン戦となる。そうなれば3月28日のW杯予選へ手の内を隠すためにも、主力温存は必要だ。
岡田ジャパンは28日から3日間の強化合宿を行う。指揮官は新戦力数人の招集を示唆しながらも「ここ1カ月間を戦ってきた24、25人が中心」と話した。理想は「各ポジションに2人ずつ、こなせる選手を確保する」こと。コンディションや情報漏れに気を配りながら、固めつつある主力をさらに鍛え上げていく。
川淵C、後任人事は「ノーコメント」
日本サッカー協会の役員改選に伴い、12日で退任する川淵三郎キャプテン(71)は3日、後任人事について「その話は一切ノーコメント」とあらためて明言を避けた。次期役員候補推薦委員会(川淵三郎委員長)ではFIFA理事を務める小倉純二副会長を会長候補に挙げ、Jリーグの犬飼基昭専務理事を将来の会長候補として副会長に就任させたい意向。会長候補に加え、副会長、専務理事の候補は大筋で固まっているが、委員会メンバーである鬼武健二チェアマンは「もう1回、委員会をやらないかんやろな」と話しており、10日の理事会までに微調整が行われる見通しだ。
PK戦3本止めた!LDUキトが南米制覇
リベルタ・ドーレス杯決勝第2戦が2日に行われ、LDUキトがフルミネンセを下し、エクアドル勢として初の南米制覇を達成した。ホームの第1戦を4―2で制したLDUキトは第2戦に1―3で敗れ、2戦合計5―5で延長戦に突入。延長0―0の末にPK戦を3―1で制した。LDUキトは12月12日から日本で行われるトヨタ・クラブW杯に出場する。
GKセバジョスが4人目の相手キッカーを止めると、マラカナン競技場が怒号に包まれた。満員の観衆8万6000人で埋まったアウェーでPK戦の死闘を制して優勝。バウサ監督は「エクアドルにとって歴史的勝利になった」と声を上げた。
前半6分の先制後は押された。後半13分には3点目を奪われて“貯金”はゼロ。しかし、ここからGKセバジョスを中心に守備陣が奮起した。残り時間と延長戦をしのぐと、PK戦では元エクアドル代表GKが2人目のチアゴ・ネーヴィスが蹴る直前、突然主審に中断を求める駆け引き。相手のリズムを崩して失敗に追い込むと、4本中3本を止めて勝利を支えた。
「37歳の自分にとって最後のチャンスだった」とセバジョス。1次リーグでは同組のフルミネンセと1分け1敗で2位突破だったが、決勝戦で雪辱。ブラジル、アルゼンチン勢の牙城だった南米で大きな足跡を残した。
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