マリノス NEWS
 9月13日(土 第24節(H)「神戸戦」(1−1)引き分け!  

先発メンバー
(哲・勇蔵・ボンバー・マツ・ハユ・河合・兵藤・小宮山・功治・大島・坂田)でした。
サブメンバー
(秋元・クナン・裕介・小椋・山ちゃん・健太・学)でした。




●木村浩吉監督
「2週間開いた中でキャンプを入れて、コンディションは多分良いだろうと予想していた。そして戦術の徹底もしていた。前半は残りロスタイムまでは、パーフェクトとはいえないが、良いパフォーマンスをしてくれた。プランどおりだった。
しかし前半の立ち上がり、チャンスが何本かある中でゴールに結びつけることは出来なかった。ああいう時間帯に点をとっておかないと、こういう展開になる。ハーフタイム、「蒸し暑い中、相手も運動量も落ちてくるはずだ。後半残り、勝負だよ。早い時間に追いついたら逆転できる。もう一度、前半同様のサッカーを徹底してやろう」と言った。だが、後半の立ち上がり、神戸がツートップを中心にプレスをかけてきて、それにちょっとタジタジになった場面があった。なかなか追いつけない状況の中、選手を交代して、最後で金選手を送り出した。金選手を使う予定ではなかったのだが、何かきっかけをつかもうと考えた。別にパワープレーを指示してはいない。早めに彼に預けてみよう、とテクニカルエリアから指示を出した。
狩野を入れたのは、リスタートのキックが良いから。インプレー中は中盤で消極的なミスもあったけど、最後のリスタートで良いキックを入れてくれた。下位に低迷している中、大事なゲームだとは思っていた。でも、なかなか簡単には勝てないというのが実感だ。負けなくてよかった試合だと思う。戦術的な変化については、まったく違う戦術は、この短い期間では難しい。皆さんがどう感じるかは分からないが、中盤のディフェンスを、修正というか、こういう形で取りに行こうというものだった。前半の30分ぐらいまでは、かなり意識して出来ていた。もちろん、けっして90分続くとは思っていないものだった。
 ただ、それはウチが相手にボールを奪われてからのカウンターに対しての守備の練習ではない。きちんとリトリートできた状態からのプレスだ。だから逆に中盤でミスをすると、カウンターになってしまう。そこはトレーニングどおりとはいかない」
●兵藤慎剛選手
「セットプレーの場面では、本当は僕が入ることはないのですが、最後のプレーなので行っていいと言われました。相手ゾーンにいいボールが、タイミング良く飛んできたが、自分は頭にかする程度しかジャンプできなかった。後ろを見たら、レアンドロに当たって入っていたので、ラッキーだった。決めるべきところで決めなければいけなかった。僕自身も3本のシュートチャンスがあったので、1本は決めたかった。1点が取れれば、このチームは負けるはずがないと思う。他人が取ってくれる、という考えではなく、自分が取ってやるという気持ちが大事。きょうのグラウンド状態は悪かったが、それは相手も同じ条件。技術があれば、問題のないこと。シュートをしっかり決められるよう、練習を積み重ねたい」
●中澤佑二選手
「また課題が見つかった。シュートは打てるけど、決められないのは今までと変わらない状況。勝点1を得たからよし、という人もいるかもしれない。でも、残り試合が少なくなることを考えると厳しい。大宮戦もそうだけど、相手がしっかりプレッシャーをかけてくるチームが相手だと、蹴るだけになってしまう。ビルドアップで相手の嫌がるところを衝くようにできないといけない。立ち上がりが良くてやられるのは(連覇した)03、04年以外は一緒。ガチンコでくるチームにはいいサッカーができても、ディフェンスから入るチームには勝てていない。次の対戦相手の磐田は必死になってくるはず。アウェイですけど、勝点3を狙いたい。1−0でもいいから勝ちたい」
●齋藤学選手
「点を決められそうなチャンスが何回かあった。冷静になるのは難しいけど、もっとインパクトを考えて打てればよかった。出場は3試合目になるのに、まだ点に絡めていないのが悔しい。ユースでもトップでも、やることは変わらない。もっと点に絡むプレーをしないと。試合に出れば、パスがもらえるし、連係不足はない。神戸は完全ではないけど、2トップを残して、他の選手が引いて守る印象があった。J1で初めて日産スタジアムでプレーしたけど、普段と変わらずにプレーできたと思う」


[PR]動画