マリノス NEWS
 9月20日(土 第25節(A)「磐田戦」(1−0)勝利☆・・・大島ゴール♪  

先発メンバー
(哲・勇蔵・ボンバー・小椋・ハユ・マツ・兵藤・小宮山・坂田・大島・健太)でした。
サブメンバー
(秋元・クナン・裕介・アーリア・山ちゃん・ジロー)でした。




●木村浩吉監督
「新聞報道等で、残留をかけた大きな一戦と言われていたが、「最後の最後でこういう状況ならともかく、まだ10試合の中の通過点だ」と話をしていた。前半は台風一過のあとの暑い中、選手たちは運動量も落とさずに、プレスもかけてくれたし、チャンスも作れていた。しかし、いい時間帯で決められないと神戸戦のように苦戦してしまうのではないかと思った。ハーフタイム、こういうゲームを勝っていかないと苦しくなる、と選手同士が声を掛け合っていた。芝生が長くてドリブルがしにくそうだったので、後半の戦いは、少しプランを変えた。
 後半、相手は中山を入れてスリートップ気味にしてきた。ウチは松田のケガで予定していたやり方を変えた。後半、2度ぐらい大きなピンチがあったが、よくしのいでくれた。
 しいていうなら、前半1−0、後半1−0で失点があったとしても2−1で勝てればよかった。ただ、選手たちは最後まで気持ちを切らさず、よく戦ってくれた。リードしたのが後半の早い時間帯。そのまま1−0で守り切ろうというのは非常に難しい。金を入れてからのラスト10分間ぐらいは多少、守備的になったのは仕方がないとしても、残り10分までは2点目を狙うようにと指示をしていたのに、選手たちは下位にいる宿命からか、リードを奪ってから守備的になってしまう時間帯が増えていた。この点は残念だ。もちろん、田中隼や狩野など、惜しい場面もたくさんあったのだが。
 監督になってから、相手がどうこうではなく自分たちのサッカーをやろうと話している。残り3、4試合でこのような状況だったらリアクションというか、相手に対してのことも多く考えるだろうが、まだその段階ではない。もちろん今回も、磐田の戦術的なことも多少は話をしていた。うちと同じスリーバックで、多分マッチアップの場面が多くなるから、そこでどちらが主導権を握るかがポイントになるだろうと考えていた。前半と後半の途中までは、ウチがかなりイニシアチブを取れていたと思う」
●榎本哲也選手
「勝って良かった。先に1点を取ってくれたので、僕らの仕事はゼロに抑えるだけだった。集中して守れたと思います。(立て続けのセーブは)『勝ちたい』というチームのみんなの気持ちがボクのプレーにつながり、(シュートを防いだ)ポストにもつながり、勝ちにもつながった。これからも楽な試合はないと思うが、早く苦しい順位から脱け出したい」
●大島秀夫選手
「試合に関してはいつも通り入った。結果により状況が変わるので、何としても勝ちたいという気持ちはそれぞれ(の選手)が持っていた。先制点を早く欲しかったから、後半の頭から行こうと言っていた。いい時間帯に決められてよかったと思う。ゴールはあんまり取っていなかったからうれしかった。でも、個人どうこうではなく、チームの状況を考えると勝ててよかった。(これからは)一つでも上に行けるよう、全員で戦いたい。(ゴールに繋がったショートCKは)練習ではやっていない。(アシストの)健太のボールの質がよかった。いいボールが来たら、こっちも何とかしなければと思う。蹴る側と合わせる側のいい関係があった」
●坂田大輔選手
「競っている相手に勝ち点4差がついたし、勝ってよかった。内容もいいし、自分たちのやりたいサッカーができたと思う。今日は(山瀬)功治がいなかったので、相手との関係もあって、足元でボールをもらうようにバランスを考えながらプレーした。(狩野は)まずパスを考えてくれる。功治のドリブルとはまた違うよさがある。(狩野は)セットプレーもよかった」


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